■枯淡苑のコメント
どこにいても24時間メールやチャットの連絡が取れてしまう、現代の継続的なコミュニケーションの弊害に対して、"注意資本理論"というモデルを用いて別解を見出そうとする1冊。
以前の「枯淡苑のおたより」でもご紹介しています。
タイトルから仄めかされるような反技術本ではなく、デジタルの利点を取り入れた生産性に主眼を置いています。
最新技術への適用優先の流れに反して、人の認知負荷を考慮して仕事の工程を再構築するためのケーススタディに溢れています。
翻訳は『ファイト・クラブ』『トレインスポッティング』などの池田真紀子さん。
■紹介
現代のビジネスパーソンは、メールや社内チャットの終わりなき応酬に集中力を奪い取られている。このマルチタスク地獄を脱け出すためには、ワークフローの抜本的な転換が必要だ。気鋭のコンピューター科学者が「没入する働き方」の極意を説く全米ベストセラー
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■その他商品情報
著:カル・ニューポート
訳:池田 真紀子
出版:早川書房
判型・頁数:四六判、368ページ
発売日:2022年5月24日
(書誌情報は版元ドットコムより)