枯淡苑のおたより | 9月号

こんにちは、枯淡苑の〈本担当〉です。
「枯淡苑のおたより」では、お店に関する最新情報をお知らせします。

〈お店のこと、松本のこと〉

去る8月に、お店のウェブサイトがリニューアルされました。少しずつサイトに手を加えながら、訪れるお客様にとって、何かひらめきを与えたり、サイトにしていきたいと思っています。

軒先では、新たにかけられた白い暖簾が揺られ、清々しさがにじむようになりました。
お店の中では、お客様にお渡ししているオリジナル栞が装いを新たにしています。ちょっとした変化ではありますが、白を基調とし、季節の花と、当店のコンセプトである「Harmony and Independence」という文字をしつらえ、シンプルな作りにしました。

また、店奥には松本タイポグラフィ研究会さんの特設コーナーも加わっています。

ここ最近の松本はとても過ごしやすい気候が続いています。夏とは段違いで眠りの質が向上した気がします。
先日、NHKの「ブラタモリ」で松本城が取り上げられ、お城の近所である当店が映るかどうか、固唾を呑んで番組を拝見していましたが、かすりもしませんでした。タモリさんが通ったところで何がどうとなるわけでもないのですが、なかなかどうして...有名人のミステリアスな力というのは凄まじいものです。

〈新入荷〉

当サイトに新しくUPされた商品です。
商品の詳細は、リンク先よりお進みください。

あらたに、古道具もサイトからご購入いただけるようになりました。
https://www.cotan-en.com/collections/antiques

〈今、気になっている作品〉

ここでは枯淡苑が気になっている本や音楽、映画などの作品についてご紹介します。

初回は映画です。
出だしからすでに出遅れてますが、今年の5月に公開された『アメリカン・ユートピア(現代はDavid Byrne's American Utopia)』。同名のブロードウェイの舞台を映像化した作品。

主演・脚本をこなすデヴィッド・バーンは、トーキングヘッズ時代からお世話になってました。チャカポコ系音楽の原体験ともいえますし、ここしばらくの若手アーティストとのコラボ作品もありがたく拝聴してました。そして監督はスパイク・リー(高校生ぐらいに『25時』を観て内容をよくわかってないのにハマった記憶がある)と、なんだかパワフルな組み合わせです。

長野市なら10月以降も公開されてそう...

〈告知〉

8月はとある翻訳原稿の依頼を受けまして、ひいひい言いながら(実際には言っておらずただ机に向かって黙々と)、原稿を完成させました。以前に文芸翻訳検定を受験して以来の翻訳作業で、すでに本になっているものをちゃんと訳すということも初めてだったので、非常に刺激的な経験になりました。

おそらく?10月ごろには出る文芸誌の一部に掲載いただく予定です。詳細がわかり次第あらためてお知らせします。