■紹介
石井ゆかりさんの人気書籍の挿絵を手がける木版画家の沙羅と手製本の美篶堂が製作した絵本『うさぎがきいたおと』。うさぎが聞いた不思議な音をめぐる物語を美しい木版画で彩ります。
原画の繊細な色使いを再現するため、美術館図録の印刷などで高い評価を得る山田写真製版所が印刷し、美篶堂が一冊ずつ手製本で仕上げています。
熟練した印刷・製本職人の手により丁寧につくられた、工芸品のような絵本です。大切な方への贈り物にぜひお求め下さい。
※2018年にBook&Designから刊行した絵本『うさぎがきいたおと』(品切れ)の表紙を布製・箔押し・ケース入り上製本に仕立てた特装版になります。本文はBook&Design版と同じです。
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■著者プロフィール
かみじまあきこ (文)
美術製本で知られる手製本の会社。製本業務のほか、オリジナル上製ノートや豆本などを長野県伊那市美篶で製本、東京で販売している。製本ワークショップを通じ、手で本をつくる楽しさを発信中。著書に『美篶堂とつくる美しい手製本:本づくりの教科書 12 のレッスン』『美篶堂とはじめる本の修理と仕立て直し』(河出書房新社)ほか多数。同社代表の上島明子が本書の文を担当。
沙羅 (サラ) (イラスト)
木版画家。展覧会での作品発表のほか、書籍の装画や挿絵、CD ジャケット画などを手がける。著書に『木版画でかわいい雑貨』(美術出版社)、挿画を手がけた書籍に『青い鳥の本』シリーズ 4 作(石井ゆかり著、パイインターナショナル)、『季節を知らせる花』(白井明大著、山川出版社)、『詩集 くだもののにおいのする日』(松井啓子著、ゆめある舎)などがある。
■その他商品情報
出版:美篶堂
発売:Book&Design
判型・頁数:四六変型判、48ページ
発売日:2022年6月8日