【新刊】偶然の散歩
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【新刊】偶然の散歩

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■枯淡苑のコメント
ふたりの子を持つ数学者が、子どもたちとの散歩の様子、数学・哲学・テクノロジーに関する内省的な思索などを綴るエッセイ集。
一瞬と永遠、無駄と実用を行き来する、開かれた散歩のような一冊。

文章からは、今という瞬間を噛み締めると同時にほんのりと切なさが感じられ、感情の起伏をじっくり現象するかのように端的な言葉たちが胸に染み込む。

その印象を表すかのように、本文用紙の色が数十ページごとに異なり、淡い風合いが美しい造本となっている。

 

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■紹介
思索、数学、子供との時間、今という瞬間…
偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい――
その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。

散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。
(まえがきより)

日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。
『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。

■目次
――散歩に行こうよ

第一章 プロムナード
散歩へ/網/言葉を生きる/時差/転ぶ/数学の演奏会/「わかる」と「操る」/「アリになった数学者」/心が降り立つ/精進/役に立たない/数字の起源/未来の種/メタメディア/日本語の数学/生きがい/思い出す/メッセージ/読み、書き、数学/懐かしい場所/爽やかな風/学校の未来/得ることと手放すこと/「正しさ」の正しさ/偶然の散歩

第二章 偶然の家族
翁/二つの奇跡/生命/旅/家族/祖父へ

第三章 ともに歩く
ともにあること/じっとその場で/道草の記憶/遅々として、遠くまで/家は思い出/一冊の本/誰にもわからない未来へ/月食/生きる

――永遠の散歩

■著者プロフィール
森田真生 (モリタマサオ)
1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に、『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇坂克二/福音館書店)などがある。


■その他商品情報
出版:ミシマ社
判型・頁数:四六判、 240ページ
発売日:2022年9月22日