枯淡苑のおたより | '22 2月号

〈お店のこと、松本のこと〉

 2月は常に冷えが張り付いているような、厳しい寒さで覆われた時期でした。雪の日も多く、かなり積もった日には、よなよな雪掻きもかね、小さな雪だるまを作り店前に鎮座してもらいました。



月末から、ようやく春めいてきたことが気分を明るくさせてくれます。

今月は〈マツモト建築芸術祭〉で当店の前を通るお客様も多く、新たな出会いや遠方からの再会が重なりました。
お店はかつてない賑わいを見せ、さらにオンラインショップでお買い上げくださった方への発送も多くあり、珍しく大忙しの月となりました。

時期が重なった〈小さなミモザ展〉も多くの方にご覧いただいており、ミモザのドライフラワー作品と、onoさんのイラスト、yuj.candleさんのキャンドルが店内を明るく彩ってくれています。
現在欠品もいくつか出ていますが、これから開花を迎えるミモザも再入荷予定となります。
また、好評につき〈小さなミモザ展〉は3月15日(火)まで開催となりました。

そのほか、信大人文学部芸術WSゼミによる枠ワク・切り取る・街歩くという企画に参加させていただきました。
〈松本まちなかアートプロジェクト〉の一環となる、オリジナルフレームを作って街の風景を切り取る街歩き企画です。
当店ではフレームの貸し出し・返却を受け付けております。

今月は悲しいニュースが一つだけあり、それはシルクスクリーンスペースのマグタスさんが閉店されてしまったこと。
当店の看板と暖簾はマグタスの店長さんにアドバイスいただきながら作りました。(とても満足した出来栄えとなり、今も度々お褒めいただくことが多いです)

店長さん、移住したての私たちにご親切にいろいろ教えていただきありがとうございました。いつも丁寧な仕事ぶりで、尊敬の気持ちでいっぱいでした。今後のご活躍を陰ながら応援しております。

    〈新入荷〉

    〈告知〉

    春は出会いや別れの季節。さまざまな贈り物として本や花をお渡しできるよう、準備をおこなっております。
    詳細はまたSNSでお知らせさせていただきます。