ブログ「本を読む時間をつくる」をはじめます
はじめに
このブログ「本を読む時間をつくる」は、より多くの人々に"自発的に"本を読む時間を作るスキル・技術・習慣を身につけてもらうことを目指すものです。
枯淡苑での本のお仕事としては、開業以前から「インターネットとうまくつきあう」ことを掲げていました。
「うまくつきあう」は、自分の生活を取り囲むITの世界とほどよい距離を保ち、利点をうまく活用して人生を豊かにしていくことをゴールにしています。
「うまくつきあう」の一環として、枯淡苑は「読書」とは人生に潤いを与える、数あるうちの重要な活動のひとつだと考え、本屋という商いを通じて実践に移していこうとしている日々です。
(読書についてどう考えているかは、『本を読む時間を作る -1.0』でも書いてます)
このブログで書かれる内容は、「仕事が忙しくて以前より本が読めなくなった」「本は読んだ方が良いと思っているがどうやって読む習慣を身につけるのかわからない」など、そんな方々に役立つものにしていくつもりです。
「読書」というとやや堅苦しく感じる人もいると思います。なのでできる限りわかりやすく、ていねいに書いていきます。
たとえば、パソコンやスマートフォンを仕事でも使えるけれど、IT・技術・業界用語にあまり詳しくない私の妻でも理解してもらえるよう深掘りしすぎず、軽い気持ちで読めるものになれればと。
このブログでどんなことを書いていくのか
まずは前提として、「読書と私たちを取り巻く環境」についてについて考えてみたいと思います。
時間の流れに伴う変化や、ここ20−30年で起きている本を読むことと、"スクリーン"で読むことの違いなどがトピックとして挙げられます。
それから、本を読む時間を邪魔するものを見つけます。
スマホやブラウザで使うメール、チャット、写真、動画、SNS、ゲーム、その他アプリなどの弊害、もしくは生活にまつわること(仕事、家族、健康、etc.)など。
主にインターネットによる弊害が軸になりますが、なるべく広い範囲で見渡し、珍しいケースも拾いながら見ていきます。
そして、日常において読書時間を邪魔するものを、どうやって意識的におさえていくかについて色々アイデアを出していきます。
没頭して読み続ける集中力、習慣の形成のしかた、インターネットを活用して読書をより楽しくする、などをより具体的かつ実践的になるよう心がけます。
実際に本を読むことについては、本を選ぶ、手に入れる、読む、など工程を切り分けて考えていこうと思います。
現時点ではこんなふうに考えています。
「読む時間を増やす」のは、新年の目標と似ていて長続きしづらい、意識的に練習をしないと身に付かないものです。
「本を読み続けることで日々の楽しみが増えた」、そんな声が出てくることを祈ってブログとして発信していきます。
特にトピックの順序などは決めず、都度いろんなポイントに寄り道しながら定期で更新していきますね。
何か書いてほしいテーマ・トピック・ネタなどありましたら、ブログコメント、info@cotan-en.com、記事末のフォーム、店頭などでお知らせください。