【新刊】ブック・アートをめぐって

【新刊】ブック・アートをめぐって

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■紹介
ブック・アートとは何だろう? 
企画、準備、展覧会、セミナーで、考え続けられる問い。
アーティストが本と言えば本?
「めくる」というパフォーマンス? 時間をめぐるアート? ブック・オブジェ? アーティスト・ブック?
この本はそんな問いに支えられて生まれました。
日本、韓国、アメリカ、コスタリカのブック・アートが、美術・政治・社会の話題とともに写真付きで語られています。
ページ数は多くはありませんが、情報たっぷり、愛情たっぷり!

■目次
・ブック・アート・ピク日記(前編)/ふるさかはるか

展覧会
・展覧会「アーティストと本ーいくつかのかかわりを通して」について/中西美穂
・「THE LIBRARY」の作品について/篠原誠司
・展覧会「フランクリン・ファーネス・アーカイヴ・コレクション」について/登 久希子
・つくるプロセス/ロセラ・マトモロス

セミナーとインタビュー
・ブック・アートをめぐって―NPO 大阪アーツアポリアの場合/中西美穂
・展覧会「THE LIBRARY」と日本のアーティスト・ブックのうつりかわり/篠原誠司
・フランクリン・ファーネスにみる運動としての「オルタナティヴ・スペース」とアーティスト・ブックの空間/マーサ・ウィルソン
・本と私/松井智惠
・インタビュー/ロセラ・マトモロス

・ブック・アート・ピク日記(後編)/ふるさかはるか

■著者プロフィール
中西 美穂 (ナカニシ ミホ) (著/文 | 編集)
美術や文化について考えたり、誰かと一緒にプロジェクトを企画したりしている。大阪を中心とする関西の文化事業に関わってきた。
主な経歴:ギャラリーそわかアシスタントディレクター、WPAOメンバー、NPO大阪アーツアポリア代表理事、4117事務局長。
主な共著:「アルマ•キント」(北原恵編『日本学叢書4 アジアの女性身体はいかに描かれたか 視覚表象と戦争の記憶』青弓社、2013年)、「病院におけるアートマネジメント―「アーティスト@夏休みの病院」を事例に」(アートミーツケア学会編『病院のアート 医療現場の再生と未来』生活書院、2014年)。

ふるさかはるか (著/文 | 編集)
身近に採れる土から絵具をつくるなど、自然素材の観察から生まれる木版画を制作。
フィンランド、ノルウェーなど極北での滞在制作をはじめ、内外のアーティスト・イン・レジデンス、大学、国際会議などで、作品を発表。異なる時代や風土を読み替える作品・場づくりを展開している。2010年「木版画アトリエ空中山荘」を立ち上げ、水彩木版画教室を開講。2012~2014年にはフィリピン山岳地方の学校での環境教育プログラムで、土絵具と木版画の複製性を利用したワークショップや展覧会を開催。

登 久希子 (ノボリ クキコ) (著/文 | 編集)
国立民族学博物館外来研究員。ポーランド、オランダ、ニューヨーク、日本で現代美術の調査研究およびプロジェクトの運営等に携わってきた。主な論文に「アートがアートになるために」(『国立新美術館研究紀要』No1. 2014年)、「現代美術の文化人類学的研究に関する一考察:インスタレーション・アートの現場から」『文化人類学』vol. 76, No. 2. 2011年)など。博士(人間科学)。オルタナティヴ・ スペースに関する書籍を準備中。

■その他商品情報
出版:キョートット出版
判型・頁数:A5判、80ページ
発売日:2016年1月5日