【新刊】NEXT GENERATION GOVERNMENT

【新刊】NEXT GENERATION GOVERNMENT

通常価格
¥1,980
販売価格
¥1,980
通常価格
売り切れ
単価
あたり 
税込 配送料は購入手続き時に計算されます。

■紹介
全国の「戦う公務員」に贈る!
D.I.Y.でオルタナティブな「行政府論」――


小さい政府/大きい政府の二項対立を超えていく、小さいけれども、誰も排除されない大きな社会を実現する、「小さくて大きい行政府」はありえないのか?

人口減少によって社会が疲弊し「公共」が痩せ細っていくなか、デジタルテクノロジーの可能性を正しく想像することで、新しい公共のありかた、新しい行政府の輪郭を見いだすことができないか。

テクノロジーと社会の関係に常に斜めから斬り込んできた『WIRED』日本版元編集長、『さよなら未来』の若林恵が、行政府のデジタルトランスフォーメーション(ガバメントDX)に託された希望を追いかけたオルタナティブな「行政府論」。

eガバメント、データエコノミー、SDGs、地方創生、スマートシティ、循環経済、インディアスタック、キャッシュレス、地産地消、AI、クラウドファンディング、ライドシェアから……

働き方改革、マイナンバー、ふるさと納税、高齢ドライバー、「身の丈」発言、〇〇ファースト、災害、国土強靭化、N国党、Uber・WeWork問題、プラットフォーム規制、リバタリアニズム……

さらにはデヴィッド・グレーバー、暴れん坊将軍、ジョーカー、ヒラリー・クリントン、メタリカ、カニエ・ウエストまで……

縦横無尽・四方八方・融通無碍に「次世代ガバメント」を論じた7万字に及ぶ「自作自演対談」に加え、序論、あとがき、コラム32本を一挙書き下ろし! 企画・編集・執筆、全部ひとり!現場で戦う公務員のみなさんにお届けしたい、D.I.Y.なパンクムック!


黒鸟雑志 第2卷

次世代ガバメント
小さくて大きい政府のつくり方

責任編集=若林恵

■目次
導入
「公共」の現在いま何が問題なのか

序論
さらば、スチームパンクガバメント
「行政府」というOSのDXをめぐる試論

本論
次世代ガバメントのつくり方 
仮想雑談ソーシャルコメンタリーとしてのNGGマニュアル

インタビュー
未来のガバナンスへの対話
人間中心・プラットフォーム・ライフイベント・ミッション・個人界と集合界
クリスチャン・ベイソン/サンジャイ・アナンダラム/ボー・ハラルド/斉藤賢爾/山本龍彦

ブックガイド
NGGを妄想するためのランダムなアイデアソース85

コラム
・そもそもガバメントのイノベーションはなぜ必要?
・人口減少のデス・スパイラル
・人が減るとこれだけ困ったことになる
・地方政府のプラットフォーム化
・デジタル空間に公共をつくる
・マックス・ウェーバーによる「官僚制」
・ウェーバー的官僚制の問題点
・パブリックガバナンスの3つのフェーズ
・パブリックグッズからパブリックバリューへ
・余談BBCのパブリックバリュー
・キャッシュレスという行政改革
・なぜガバメントはテクノロジーが苦手か?
・厚生労働省のデス・スパイラル
・ワーカー・ファーストと国民ファースト
・余談官僚制とヘビーメタル
・インディア・スタックの構造
・エストニアで実現しているこれだけのこと
・エストニアから日本は何を学ぶのか
・UK発「ビッグ・ソサエティ」の遺産
・素晴らしきシビックエコノミー
・2025、地方政府のデジタルビジョン
・ヒラリー式、経済政策としてのスモールビジネス
・孤独という疫病
・余談カニエ・ウェストのコミュニティデザイン
・災害と国土強靭化
・川・テクノロジー・自治
・Uber、WeWork、デジタル分散主義
・エネルギーシフトと「地産地消」
・ナッジする?
・正しいスマートシティのためのレッスン
・「コモンズ」は二元論を超えていく
・ガバメントイノベーションのための道具

■著者プロフィール
若林 恵 (編集)
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社。『月刊太陽』編集部所属。
2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。
12年に『WIRED』日本版編集長就任、17年退任。
18年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

■その他商品情報
出版:黒鳥社
判型・頁数:B5変型判、192ページ
発売日:2019年12月9日