【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち
  • 画像をギャラリービューアに読み込む, 【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち

【新刊】デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち

通常価格
¥2,860
販売価格
¥2,860
通常価格
売り切れ
単価
あたり 
税込 配送料は購入手続き時に計算されます。

■枯淡苑のコメント
デンマークのスクールカウンセラーによる、"親は子どものデジタル世界と、どう向き合うべきか"を考える、家庭におけるネット活用/抑制のバランスがとれたガイド。

著者は、"デジタル世界についての保護者の知識が十分でないと、境界線を定めるのも、自分がどうしてそのような決断を下したのかを子どもに伝えるのも難しい"と考え、デジタルテクノロジーが一般家庭に隅々まで入り込んでからそれほど経っていない中で、"私たちの世代は、YoutubeやNetflix、ソーシャル・メディアやゲーム、ネットいじめやリベンジポルノについて、子どもたちのパイロット役を果たさなくてはならない"と説く。

ネットとうまくつきあうアイデアと事例を豊富にそろえ、家庭のルール作りに組み合わせやすいパーツがたくさんあるほか、主要なアプリ・サービスの仕組みや設定方法も学べる。

随所に数々の研究データも引用されており、子供に対するデジタルテクノロジーの影響力の大きさを思い知らされる。

親子だけなく、教師や保育士など子どもにかかわる職種の人々にも参考になる1冊。

■こちらの本もおすすめです
- 世界とキレル
- 何もしない
- つながっているのに孤独
- ウェルビーイングの設計論

■紹介
デンマークで心理士として働く著者は、近年、デジタル世界とどう付き合えばいいか悩む親子の声を頻繁に耳にするようになってきた。せっかくの家族団欒の時間に、ゲーム機や携帯電話の画面をのぞき込んでばかりいる子、SNSに投稿した写真や動画の反応が気になっていつも上の空で、家族とろくに口をきかない子、ゲーム依存に陥り、部屋に閉じこもって不登校になる子……。

「電源を切ってしまえばいいじゃないか」と世間の人は言うのかもしれないが、ことはそう単純ではない。子どもたちの多くが、学校の授業や家での宿題にタブレットの使用が必須になってきている今のデンマークでは、デジタル機器の使用を禁じるのはかつてほど容易でなくなってきているのだ。
 
子どもたちがデジタル世界に興味を持つきっかけとなっているのは実は親であると著者は指摘する。親が1日に何度も画面をのぞき込む様子を目にしながら育った子どもたちが、「あれはとても面白いものなんだな。もしかしたら自分たちより大事なんじゃないか」と思うのも無理はない。

さらに著者は、子どもを1人、デジタル機器で遊ばせたままにして、わが子がデジタル世界上の何に興味を持っているのか、知ろうとしない親が増えてきている、と警鐘を鳴らす。

子どもたちのデジタル・ライフに親が興味を持ち、ともにわくわくしながら会話し、楽しみ、子どもの心に寄り添うにはどうすればいいのか、ICT教育先進国デンマークの心理士が実例とともに示す。


■目次
はじめに 親は子どものデジタル世界と、どう向き合うべきか
第1章 子どものデジタル世界に親も参加しよう
第2章 デジタル世界と家庭
第3章 デジタル世界の幼い子どもたち
第4章 子どもはインターネットで何を見ている?
第5章 子どもがゲームをしたがる理由を知ろう
第6章 ソーシャル・メディアと上手に付き合おう
終わりに 子どもともっといっしょにいよう

■著者プロフィール
ウッラ・デュアルーヴ(著)
 1966年、グリーンランドで生まれ、小学2年生の時にデンマークに移り住む。
 1999年に大学の心理学部を卒業後、スクール・カウンセラーに。2006年、カウンセリング会社を共同設立。講演、カウンセリングなどを行っている。
 2013年、デンマーク国営放送のドキュメンタリ番組『制御のきかない若者たち』に、2016年、『遅すぎることはない』に出演、監修。
 2019年に出演、監修した番組『デジタル・メディアが家族を支配する時』に対し、教会&メディア功労賞を授与される。
 2014年、『子どもたちのパイロットになろう』で作家デビュー。2015年、『プロのハグ――専門家の皆さんへ』『巣立ち――大人になる手助けをする』(いずれも未邦訳)、2018年、本作『デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち』を発表。

ナシエ (イラスト)
 イラスト・コミックエッセイ・絵本・キャラクターを制作。子ども、女性、ファミリーを中心に明るく優しいイラストを得意とし、雑誌、書籍、教材、Web、広告、絵本、壁画等で活躍。
 北欧好きが高じて旅行や文化をテーマにした本を4冊出版。最新の著書は「子どもと旅する北欧フィンランド-エストニアにもショートトリップ-」(主婦の友社)。北欧関連のイベントでトークやワークショップ、自身のイラスト展を行うなど、北欧の魅力を広めるため活動中。
【WEBサイト】http://www.nashie.com 【Twitter】@nashie748
【Instagram】nashie_illustrator

枇谷 玲子 (ヒダニ レイコ) (翻訳)
 翻訳家。1980年、富山県生まれ。デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。翻訳会社でオンサイトのチェッカーの経験を経て、翻訳専業に。
 『キュッパのはくぶつかん』(福音館書店)、『カンヴァスの向こう側』(評論社)、『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)、日本翻訳大賞ノミネート作、『きのこのなぐさめ』(共訳、みすず書房)『MUNCH ムンク』(誠文堂新光社)、ベストセラーになった『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など70冊以上の訳書を手がける。

■その他商品情報
出版:子ども時代
判型・頁数:A5判、296ページ
発売日:2022年6月14日