■枯淡苑のコメント
”Born Creative = 人は生まれながらにして創造的だ”を宣言する、東京芸術劇場で毎年開催される"Born Creative" Festival、通称「ボンクリ・フェスティバル」から生まれたオンライン講座「ボンクリ・アカデミー」の講座5編を書籍化。
現代音楽の分野で国際的に活躍する作曲家の藤倉大が、畑の異なるアーティストを招き講座を開くという内容で、各講師の講義、著者と講師の対談、Q&Aと主に3つのパートに分けて構成されています。
講師陣には、大友良英(作曲編)、藤原道山(尺八編)、檜垣智也(電子音楽編)、本條秀慈郎(三味線編)といった各分野の精鋭4名が参加。最終となる5番目の講義は藤倉大による「新しい耳の作り方」。
作曲における楽譜の要不要、共同制作のあり方、尺八や三味線における流派によって異なる譜面や演奏法など好奇心を抱かせる話が尽きない中、特におすすめしたいのが電子音楽編。
小難しい印象を持たれがちな電子音楽は、講師の檜垣氏のやさしい語りのおかげも手伝って、認識が一変するかもしれません。
電子音楽の起こりを見ていくとPOPS、HIP HOPなどの現代的な音楽ジャンルとの繋がり、考え方としては形式主義からの解放も見受けられ、音に対するアプローチとしてはある意味でとてもフラットで、ややもすると現代人にとっては親しみやすい分野と感じられる......はず。
店主の友人がやっているから、というのもありますが、音響装置を演奏する「アクースモニウム」はとても刺激的で"好奇心がバクハツする"であろう、ぜひ知っていただきたい音楽の世界です。
(コンサートも定期的にやっています-> acsm116 – CCMC electroacoustic music concerts)
■目次
ボンクリとは?
序(鈴木順子)
第1章 作曲編
「じゃんけんぽん」から音楽が始まる(大友良英)
第2章 尺八編
尺八、自由自在。(藤原道山)
第3章 電子音楽編
電子音楽の方法──失敗から学ぼう(檜垣智也)
第4章 三味線編
三味線から見えてくる世界(本條秀慈郎)
第5章 特別講義
新しい耳の作り方(藤倉大×吉田純子)
おわりに(藤倉大)
■その他商品情報
著:藤倉大、大友良英、藤原道山、本庄秀慈郎、吉田純子
出版:アルテス・パブリッシング
判型・頁数:四六判、200ページ
発売日:2022年7月31日
”Born Creative = 人は生まれながらにして創造的だ”を宣言する、東京芸術劇場で毎年開催される"Born Creative" Festival、通称「ボンクリ・フェスティバル」から生まれたオンライン講座「ボンクリ・アカデミー」の講座5編を書籍化。
現代音楽の分野で国際的に活躍する作曲家の藤倉大が、畑の異なるアーティストを招き講座を開くという内容で、各講師の講義、著者と講師の対談、Q&Aと主に3つのパートに分けて構成されています。
講師陣には、大友良英(作曲編)、藤原道山(尺八編)、檜垣智也(電子音楽編)、本條秀慈郎(三味線編)といった各分野の精鋭4名が参加。最終となる5番目の講義は藤倉大による「新しい耳の作り方」。
作曲における楽譜の要不要、共同制作のあり方、尺八や三味線における流派によって異なる譜面や演奏法など好奇心を抱かせる話が尽きない中、特におすすめしたいのが電子音楽編。
小難しい印象を持たれがちな電子音楽は、講師の檜垣氏のやさしい語りのおかげも手伝って、認識が一変するかもしれません。
電子音楽の起こりを見ていくとPOPS、HIP HOPなどの現代的な音楽ジャンルとの繋がり、考え方としては形式主義からの解放も見受けられ、音に対するアプローチとしてはある意味でとてもフラットで、ややもすると現代人にとっては親しみやすい分野と感じられる......はず。
店主の友人がやっているから、というのもありますが、音響装置を演奏する「アクースモニウム」はとても刺激的で"好奇心がバクハツする"であろう、ぜひ知っていただきたい音楽の世界です。
(コンサートも定期的にやっています-> acsm116 – CCMC electroacoustic music concerts)
■目次
ボンクリとは?
序(鈴木順子)
第1章 作曲編
「じゃんけんぽん」から音楽が始まる(大友良英)
第2章 尺八編
尺八、自由自在。(藤原道山)
第3章 電子音楽編
電子音楽の方法──失敗から学ぼう(檜垣智也)
第4章 三味線編
三味線から見えてくる世界(本條秀慈郎)
第5章 特別講義
新しい耳の作り方(藤倉大×吉田純子)
おわりに(藤倉大)
■その他商品情報
著:藤倉大、大友良英、藤原道山、本庄秀慈郎、吉田純子
出版:アルテス・パブリッシング
判型・頁数:四六判、200ページ
発売日:2022年7月31日