大町市で漫画・山岳・海外文学・雑学本を買い取りしました

県外にお住まいの方からお問い合わせです。
大町市にある空き家を引き払うので、1万冊(!)ある蔵書から引き抜いて買い取りしてほしいとのことでした。

まずは下見ということで山奥にある現場に伺いました。
電気も通っていないので、ライトを持って暗所を回るのは、一人称視点のバイオハザードのような感覚でした。
いないとわかっていても、物音がすると幽霊や獣の存在を意識してしまうのは人の心の性ですね。

屋内は7部屋ほどありましたが、至る所に本があり、変な例えですが山や壁や波のように敷き詰められていました。(紐で縛り高く積み上がった本も多くあり、苦労の跡を感じました)
1980〜2010年代ごろまでのタイトルがほとんどを占めており、空き家にしていたこともあり少々反りや汚れもありましたが、比較的保存状態は良かったです。

つげ義春・畑中純などのガロ系サブカル漫画、田淵行男や串田孫一の山岳本、古本雑学本、クレストブックスやハヤカワポケットミステリといった翻訳・海外文学、バラエティに富んだ大判の写真集や美術書など1500冊ほど引き取らせていただきました。
私の個人的な興味関心に近いものが非常に多く、"共感"に近い感覚が強い蔵書でした。

目を見張ったのは、「ディズニーアニメーション 生命を吹き込む魔法 The Illusion of Life(徳間書店)」で、先日の買取日記にも書いた高畑勲監督が翻訳監修で入っている本です。
アニメーターの必須バイブルとも言われる専門性の高い技術書として知られていますが、すでに絶版しています。

個人的には紀田順一郎や荒俣宏、古本商売の本で勉強として読みたかったものが多く見つかり嬉しかったです。
日本古書通信バックナンバーは最後まで悩みましたが倉庫スペースの関係で断念しました。

やや遠方の依頼は久しぶりで、途中のドライブは段々と北アルプスの晴れやかな景色に近づいていくのが気持ち良かったことを覚えています。
(今までは最も遠くても駒ヶ根市です)

依頼主様には作業と施錠が済んだ後に状況報告して細かく連絡をとっていましたが、終始丁寧かつ親切にご対応いただき、大変感謝です。

これでまたしばらく本屋が続けられるな、と安心できた買取でした。

枯淡苑ではいつでも本の買取・引き取りのご相談を受け付けています。
ご自宅・ご実家の片付け、遺品整理、蔵書整理など、喜んでご対応いたします。
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