松本市和田で戦前の本・古書を買取しました。
こんにちは、枯淡苑です。
年始には市内の和田まで行き、主に戦前、明治・大正・昭和初期の古書・和本を100冊ほど出張買取しました。
戦前のアサヒグラフ、柳田國男、正岡子規、富岡鉄斎などの本です。
いつも思いますが、戦前の上製本の紙質はつるりとして滑らかで嬉しくなります。
状態も比較的良く、なかなか希少な本もあり、「戦前から今の時代まで100年近く判読可能な状態で残り続ける」という事実にあらためて紙の強さを感じました。
はたしてインターネットにあるものはどこまで残り続けるんでしょうか。あと50年近く先の未来だと、インターネットに代わる技術が出てきてそうですね。
また、ご家族が大事にされていたという立派な本棚までいただき、ありがとうございました。
これからどんな本を並べていくか考えないといけません。
とりあえずで店の入り口目の前に置いていますが、思ったより存在感と圧迫感があるので追々移動すると思います。
しばらくの間入口が狭くなりご不便おかけしますが、ご容赦ください。
他にも、文芸・エンタメの単行本や文庫の持ち込みがぽつぽつとありました。毎度ご足労いただきありがとうございます。
というわけで、ジャンルや状態問わずさまざまな本を譲り受けています。
先月大変好評だった絵画展に合わせて店内の段ボールや未整理の本をかなり減らしましたが、またざわざわと地面から本が生えてきたようになっています。
とはいえ、まだまだ買取お待ちしております。