枯淡苑のおたより | 12月号

今月のおたよりは、年末ということで少し内容を変えてお送りします。

〈お店のこと、松本のこと〉

12月は後半の寒さが厳しく、雪の日や風の強い日が何度か続きました。11月よりは外を歩く方が減ったような気もします。

とはいえ、松本城や大名町のイルミネーションや古市など、さまざまなイベントがあり秋とはまた違った静かな盛り上がりがあったように思います。

枯淡苑では、12月から営業日が週5日に増えました。
平日にもお越しいただける方が増えて嬉しい限りです。久しぶりにお会いする方、新しい方と直接面と向かってお話ができる機会が増えたことは、私たちの心の健康を保つ上でもとても助かっています。

また、冬の企画展「枯淡苑の冬ごもり」を行いました。ひっそりとではありますが、店内の空間作りを楽しみつつ、さまざまな作家さんの作品が持つエネルギーを感じることができました。

そのほか今年もリースやお正月飾りを多くの方にお届けすることができました。

 

〈新入荷〉

オンラインストアに新しく掲載された商品です。

 

〈2021年 よかったもの〉

ここからはちょっとした特別コーナー。
今年の振り返りとして、本・花担当それぞれの〈よかったもの〉をジャンルレスにご紹介。

ポッドキャスト部門:TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』

コラムニストのジェーン・スーさんとTBSアナウンサー堀井美香さんが、リスナーからのお便りを交えながら会話を展開する番組。

人と会う機会が少ない中でも、番組を通しておふたりとおしゃべりをしているような感覚でたくさん笑い、さまざまな年代のリスナーさんの体験談から学びを得る時間を過ごしています。車の運転をしながら、花仕事をしながら、いつも身近に置きたくなる、生活に欠かせない存在になっています。(花担当)

 

寝具部門:湯たんぽと電気毛布

雪国育ちの方々にとってはマストアイテムでしょうか。

色々睡眠の質向上はやってたつもりですが、たったこれだけでぐっすり眠れた感が得られるのかと驚きました。寝覚めの感覚が大きく変わります。

足の冷えが辛かったので当初湯たんぽだけを使ってましたが、欲を出して全身に使えて湯沸の手間がない電気毛布(今回は敷き布団)に変更しました。

去年はかけ布団を増やして夜の寒さに応戦しましたが、今年はそれでも寒かった。電気毛布のおかげで寒さはかなり抑えられたと感じています。(本担当)

 

本部門:習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法(ダイヤモンド社)

スタンフォード行動科学研究所のフォッグ博士が、人の習慣について行動科学の分野から紐解いた本。早起きを習慣にしたいという単純な理由から、読み始めた本でした。

私自身、何をやっても3日坊主になることが多く、モチベーションが続かない自分を責めることがよくありました。しかし、習慣はモチベーションだけでなく、いろんな要素から構成されていることを知り、目から鱗でした。何かを続けたい時に、どうすればうまくいくのか、多角的な視点で考えることができました。(花担当)

 

水筒部門:Platypus(プラティパス) ウォーターボトル ソフトボトル 1.0L

当初は登山のために購入したウォーターボトル。発売から20年以上が経っている定番品です。
自由に汲める井戸水が多い松本での暮らしに意外とフィットしました。

純粋な水筒ではなく、言ってしまえば'水のう'なのでとても柔らかく、袋やリュック、どんなものにも詰め込めます。そして丈夫です。
やたらとキャップが締めやすいのも使っていて気持ちが良い。

これのおかげでペットボトルを買う頻度が激減し、お店に行く前に必ず近場の井戸水を汲んでいくことが習慣になりました。

1つ買ってよかったので追加で2つ目も購入しています。

(本担当)

 

〈年末のご挨拶〉

本年も大変お世話になりました。コロナ禍で落ち着かない状況の中でも、たくさんのご来店ありがとうございました。

枯淡苑も2年目に入り、多くの方々との交流を通して、たくさんのことを学ばせていただきました。

お店としては、今後も少しずつではありますが、皆様にとってより良いお店となれるよう努めてまいります。

お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。

2022年は、1月2日(日)より営業予定です。同週の3, 4, 6, 7日も営業しています。